のりのはな(法の花)

『法華経』巻第一 序品1の歌ことば。主題「霊鷲山説法」を指す。霊鷲山での説法会で、釈迦によって法華経が説かれること。類語に「みのりのはな(御法の花)」。


01-011-0764 続古今和歌集巻第八 釈教歌 のりのはないまもふるえにさきぬとはもと見し人やおもひいづらん

01-015-0940 続千載和歌集巻第十 釈教歌 入道親王尊円 春のくるかたをてらして法の花ひらくる時を世にぞしらする

01-016-1279 続後拾遺和歌集巻第十九 釈教歌 皇太后宮大夫俊成 はるかにも匂ひけるかな法の花後の五百年猶さかりなり  

01-020-1475 新後拾遺和歌集巻第十八 釈教歌 後嵯峨院御製 法の花今もふるえにさきぬとはもとみし人や思ひ出づらむ

03-131-02404 拾玉集 慈円 仏にはつひになるべき身にしあれば法の花をもわれきくとして



↑ 「紺紙金字法華経巻第一見返絵」ニューヨーク・パブリック・ライブラリー蔵

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